平素は、一般社団法人文華樹の運営に際しまして格別のご配慮を賜りまして誠にありがとうございます。

私たち一般社団法人文華樹は「『教育』を通じて、人々が文化を継承し、  自らの未来を自分の手で切り開ける社会を実現する。」という理念に基づき、2025年6月より沖縄県那覇市を拠点とした定期イベントとして「沖縄語講座」を毎月1回開催してきました。

この度、2026年3月より2026年度(第2期)講座を開催するべく、準備を進めております。
つきましては、以下に概要をまとめておりますので、ご高覧いただけますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

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企画概要

沖縄の言葉「しまくとぅば」。  かつて人々の暮らし、祈り、歌を支えてきた言葉は今、消えゆく危機にあります。
2009年2月にUNESCOは琉球諸語が消滅の危機に瀕していると指摘しました。

戦火に見舞われたのみならず、方言札で抑え込まれた時代もありました。

それでも、祈りは声から声へ受け継がれ、今日まで届いています。いま、私たちが耳を澄ませることで、未来へとつなぐ一歩となります。

しまくとぅば塾 ちむぐくる立ち上げに至る経緯

沖縄のことば「しまくとぅば」は、世代を超えて受け継がれてきた大切な文化的財産です。しかし、現代において若い世代の多くは日常的に使用する機会が少なく、このままでは失われてしまう危機に直面しています。

私たちがこの課題と出会ったのは2023年。当時は教育事業を営む一般社団法人として、大学進学を目指す受験生へのWebを通した情報提供や予備校や学校現場での指導を行なっている団体でした。

そんな中、代表の羽場が偶然沖縄で出会ったYouTuber「沖縄サムライ」MGさんから、沖縄語の危機的な状況を聞いたことで、私たちは世界にある消滅危機言語の問題と出会うこととなりました。このままではしまくとぅばが消滅してしまいかねないという現実を前に、単なる保存ではなく「学び・実践・共有」を通じて未来へと受け継ぐ仕組みをつくる必要があると私たちは考えました。

沖縄県内外の先行事例、言語復興を一定程度成し遂げたとされるウェールズ語の事例も参照しつつ、私たちの強みを活かした、私たちならではの取り組み方を模索しながら準備を重ね、2025年、「しまくとぅば塾 ちむぐくる」を本格的に始動させました。

この取り組みは「危機認識」から「共感の輪」、そして「学びの場」へと発展し、次の世代へと繋がっていく挑戦です。私たちは「一つの言葉が失われることは、一つの世界が失われることを意味し、言葉の復興は、地域の未来を創る力となる」と考えています。地域言語を守ることは文化的・知的・社会的資産を次世代へと受け継ぐことであり、過去を守るだけでなく、未来を豊かにすることにつながる営みです。ぜひ、温かいご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

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私たちの問題意識
なぜ「地域言語」の保存が必要なのか

世界で毎年20以上の言語が消滅していると言われています。そして、先述の通り、日本にも「消滅危機言語」が少なからず存在しています。私たちはこうした「消滅の危機にある言語」を残していく必要があると考えていますが、その主な理由・保存する価値は、単に「言葉を保存する」だけにとどまりません。

論点1:文化・アイデンティティ

言語は、文化と心を映す鏡である。

  • 文化の継承
    言葉が消えると、歌、物語、ことわざ、そして何世代にもわたって培われた知恵も失われます。
  • アイデンティティの再認識
    私たちが扱う「しまくとぅば」には、沖縄の自然観や助け合いの精神が宿っています。言葉を学ぶことは、自分たちのルーツを再確認することに繋がります。

論点2:多様性と知の宝庫

一つの言葉が失われることは、一つの世界が失われることを意味する。

  • 文化の継承
    言葉が消えると、歌、物語、ことわざ、そして何世代にもわたって培われた知恵も失われます。
  • アイデンティティの再認識
    私たちが扱う「しまくとぅば」には、沖縄の自然観や助け合いの精神が宿っています。言葉を学ぶことは、自分たちのルーツを再確認することに繋がります。

論点3:歴史の証拠

言葉は、過去を伝えるタイムカプセルである。

  • 生きた歴史
    地域言語には、その地域の交易や文化交流、歴史的出来事の痕跡が言葉として残っています。
  • 未来への教訓
    言葉を守ることは、過去を正しく理解し、未来への教訓として活かすための重要な手掛かりとなります。

論点4:地域社会の活性化

言葉の復興は、地域の未来を創る力となる。

  • 世代間交流
    講座やイベントを通じて、高齢者から若者までが交流する場が生まれます。
  • コミュニティの強化
    コミュニティの強化 共通の言葉を学ぶことは、人々の連帯感を高め、地域の一体感を育みます。
  • 新たな魅力の創出
    言葉は観光資源にもなり、深い文化体験は地域への関心を高めます。

地域言語を守ることは文化的・知的・社会的資産を次世代へと受け継ぐことであり、過去を守るだけでなく、未来を豊かにすることにつながります。

協賛のお申し込み・お問い合わせはこちら

ご協賛いただいた企業様には、Web・イベント会場・告知等にて広告掲載・案内掲出等をご提供させていただきます。
また、しまくとぅば塾 ちむぐくる並びに運営しております一般社団法人文華樹のロゴ等を広報活動においてご使用いただくことも可能です。

ご協賛金

※詳細は担当者より後日改めてご説明いたします。

  • 通常協賛
    年間ベースでのご協賛プランです。
    パンフレット・Webページに貴社ロゴ等を掲載いたします。
  • 講座単体協賛
    講座1回ごとのご協賛プランです。該当講座ページ・フライヤー等で貴社ロゴ等を掲載いたします。

共同企画による新たな価値創造

私たちと協働していただきながら、新たな企画を生み出すことも可能です。

  • 商品開発やサービス連携
    しまくとぅばをテーマにした商品の共同開発や、オンライン講座と連携した特別なサービスを企画できます。
  • マーケティングキャンペーンの展開
    協賛をフックに、SNSでのキャンペーンやプロモーションを共同で実施し、双方のブランド価値を高めることができます。

協賛をご検討いただけます企業・団体様につきましては、以下フォームよりお問い合わせください。

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