沖縄県那覇市で郷土料理のジーマミー豆腐やタコスを提供。祖母から受け継いだレシピで作るジーマミー豆腐は常温で3ヶ月保存できることもあり、お土産としても人気の商品です。
祖母のレシピを崩さずに、常に変化し続ける
むすび本舗の看板商品「地豆豆腐」は、代表の仲嶺朋史さんが石垣出身の祖母から教えてもらったレシピがベース。仲嶺さんは「ベースとなる祖母のレシピは崩さず、微調整を繰り返しながら時代やニーズに合わせて常に変化させている」と語ってくれました。
祖母から受け継いだレシピをベースに、一手間を惜しむことなく丁寧に作り上げる姿勢は創業当初から変わらないこだわりの一つ。その上で、「自分たちをレベルアップしようと思うと何か変えなくてはいけない」という思いから、提供している飲食店や購入者の要望に合わせて微調整を加えていると言います。

ジーマミー豆腐はお土産物として購入されることが多いため、創業時には保存期間を伸ばすための工夫に注力するところから始めたのだとか。そしてたどり着いたのが真空にして熱殺菌する方法。これによって、むすび本舗のジーマミー豆腐は常温状態で3ヶ月の保存が可能になりました。
今後も安心・安全なジーマミー豆腐を提供しつづけるため、2025年4月に操業開始した自社工場でも熱殺菌まで一貫して行える設備を整えています。
作り手の想いを乗せたジーマミー豆腐
「ジーマミー豆腐は生活必需品というわけではなく、余力で購入していただいているものなので、それを通してどう社会に貢献できるか考えていた」と語る仲嶺さん。
そんな考えから、むすび本舗で作られるジーマミー豆腐には「万国安泰」「世界平和」の想いを込めて作っていると仲嶺さんは語ります。
想いは身の回りから波紋のように広がっていくものだと思っています。むすび本舗のジーマミー豆腐を購入してくださる方に幸運があってほしい。そしてそれが波紋のように広がっていってほしいという想いを込めて一つひとつ丁寧に作っています。
仲嶺さんは一つひとつのジーマミー豆腐に想いを込め、伝えることに重きは置いているものの、「押し付けにならないようにだけは気をつけている」とも語ってくれました。あくまで波紋のようにゆるやかに広がっていってほしい。そんな想いを込めつつ、目に見えない想いを形に表すため、箱やパッケージのデザインにも工夫を凝らしています。

「むすび本舗」という名前にも「結び」「産霊(=結びつきによって生命や活力を生み出す力)」という意味が込められているのだとか。
祖母の代から受け継がれてきたレシピ、人との縁を大切にしながら作り続けている絶品ジーマミー豆腐。那覇に訪れた際は市場本通り(国際通りから第一牧志公設市場手前までの商店街)にある「むすび本舗(ニューパーラーむすび)」、旭橋近くの「むすび本舗 久米店」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
